酪農、肉牛の繁殖から肥育牧場での飼養管理を最新のセンサーとクラウド解析技術でサポートする「Cowcallシステム」誕生。 近接検出通信タグ、発情・反芻検出用センサー、分娩兆候検出・牛体調検出用心拍・呼吸数センサー、そして牛個体監視モニターシステムは、Cowcallアプリとクラウドサーバーで連携して開発され、スマホひとつで牧場管理を実現します。
Cowcallシステムの最大の特徴は、各種センサーや画像データをCowcallアプリが総合して管理できる事です。センサーやカメラは随時追加可能で、追加された時点でアプリに必要な機能が表示されます。 Cowcallのもう一つの特徴は、センサー類の自社開発のみならず監視カメラシステムや赤外線カメラは、市販されている高機能製品を畜産管理用途として利用できるようにCowcallアプリ側で対応している事です。 このためシステム構成がより柔軟に安価に対応できます。Cowcallは、牧場管理に革新をもたらします。
誕生 牛発情・反芻解析センサー「Cowheat」
価格 18,400円(税別)
繁殖管理からセンサー利用までアプリひとつで管理
シンプルで高機能のアプリ
Cowcallアプリは、シンプルでいながら高機能。 スマホひとつで牛個体情報をすべて管理できます。 牛の繁殖スケジュールや、投薬、要注意事項記録や通知機能など牛飼養情報を簡単に管理。牛群設定も柔軟にできるので、牛群管理も容易です。使い方は簡単。アプリをダウンロードして牧場基本情報を入力。 牛個体情報は、ファイルからネット経由で一括登録できます。(現在iOS版。Android対応版準備中)
個体識別を容易に実現
牛個体に、Bluetoothタグを装着するだけで、牛に近寄れば牛個体が一覧の上位に表示されます。 個体番号の入力は一切不要。 個体情報、繁殖ステージ、要注意情報、牛群情報など牧場の管理は、表示された個体別にアプリの項目を選択するだけで、すべて記録管理できます。
発情兆候、反芻状態を検出
Cowcallの行動解析センサーは、充電式。 IP67防水ケースに補助バッテリーと組み合わせて装着すれば1年以上の連続稼働。 通信環境がない状態でも、1日のデータはセンサーのメモリに保存されます。 スマホをもって側に行けば自動的にデータがスマホに読み込まれます。発情兆候、餌の食べ具合・反芻状態、分娩兆候(旋回等)が、スマホに表示されます。
分娩直前の生理変化を検出
分娩の直前1-2日で、牛の心拍数は平常より大幅に増加します。しかし牛は非常に好奇心が強く、牛に近付くと緊張や警戒の為、心拍が不安定となり、従来、牛の心拍数を安定測定する事は困難でした。 Cowcall心拍センサーは、非接触で数メートル離れていても、仕切り板越しにでも測定可能。安定時心拍数の測定が可能となる事で、分娩1-2日前の心拍上昇兆候を検出してスマホに通知します。 (現在、最終評価試験中)
牛舎の管理カメラや赤外線カメラでのモニター
Cowcallシステムでは、市販されている監視カメラを牛舎モニター用にシステムに組み込む事が可能です。牛舎の状態をリアルタイムにスマホでチェック可能。鳴き声や、動体検出で、夜間や外出中でも牛舎チェックが可能です。またスマホ用赤外線カメラモジュールを使えば、牛の脚部や関節部の発熱状態から、脚部の不具合などを発見できます。
発情・反芻解析センサー「Cowheat」2016.3.31発売
繁殖の補助システム
「発情・分娩兆候の迅速把握とモニタリング」
赤外線画像解析
スマホに簡単に装着できる赤外線カメラモジュールを使い、牛個体の状態を解析。 脚部や関節の異常や痛みは、発熱状態のチェックで検出できます。Cowcallアプリは、撮影した赤外線画像をデータ蓄積機能を組み込んでおり、時系列での脚部や関節部の状態チェックを可能とします。
発情分娩検出・行動センサー
多軸加速度センサーにより首の向き、静止・活動、回転、反芻を検出。 活動量の時系列変動から発情兆候を検知。 アプリにタイムラインでの行動状況、活動変動を表示します。万一センサーの通信が途切れても、活動状態はセンサー内メモリーに保存されています。 発情時の行動変化に加え、分娩直前の旋回など特徴的動きを検出し、分娩兆候も捉えます。
異常確認・牛舎モニター
ナイトビジョン機能付きの高解像度のモニターシステムをCowcallシステムに組み込む事ができます。 機材も安価で記録費用も低価格。 行動センサー・心拍センサーと組み合わせればリアルタイムでのチェックが24時間可能です。(Wi-Fi通信環境が必要。 新にLTE回線を組み合わせて設置可能です)
分娩兆候検出・心拍センサー
牛舎内の牛個体の心拍数・呼吸数をマイクロ波で非接触検出。分娩直前の1-2日前の心拍数の顕著な増加を検知。非接触で牛に緊張を与えないので安定して心拍数をモニター。 行動量からの検出が困難なつなぎ飼育でも、心拍数測定で分娩予知をより高い精度で可能とします。携帯型でありながら、USB給電で設置・24時間測定も可能な万能型センサーです。(現在、最終実証試験中)
Cowcallアプリ
JP番号、血統、繁殖ステージ、投薬・要注意記録などをひとまとめに表示。 スマホひとつで牛個体・牛群の飼養状態が把握できます。 各センサーと連動するプラットフォームとして、センサーデータの表示の他、各センサーデータをクラウドサーバーに通信し保存します。(各センサー・カメラは、単独でも連携しての使用が可能です)
肥育支援システム
仔牛の反芻状態・成牛の起立・横臥、反芻をモニター
赤外線画像解析
赤外線画像で、肉牛の脚部・関節部の発熱状態をモニタリング。 赤外線画像による発熱解析から関節や蹄の状態をチェック。 肥育牛の歩行異常や、関節痛は関節部の発熱状態からチェック可能です。撮影画像は、クラウドに保存され時系列での経過確認を可能とします。
反芻検出センサー
仔牛の反芻状態を行動解析センサーでモニター。 反芻状態をモニタリングする事で、仔牛の育成過程での哺乳・離乳管理が可能です。 行動センサーには、個体識別用のビーコン機能もあり、アプリを使って個体毎の飼養管理が容易に実施できます。
牛舎モニターカメラ
牛舎の状態をスマホで、ライブ・録画画像確認できます。 動体検出機能により牛舎内での牛群の動きを検出。 特定時間での牛群状態も録画再生機能によりスマホで簡単に確認できます(夜間ナイトビジョン機能付)
肥育支援アプリ
肥育段階での仔牛育成管理機能を中心に、肥育過程での管理機能を提供します。仔牛の反芻状態を検出。 朝、仔牛の側に近付くとアプリがセンサーデータを読み出し、時系列での反芻状態を示します。 スムーズな離乳と飼料の切り替えを支援します。
システム構成
Cowcall酪農・繁殖支援システム(つなぎ型)
つなぎ酪農の繁殖管理用途に適した酪農・繁殖支援システムです。 つなぎ酪農の場合、牛個体位置が特定されるので、個体識別ビーコンの装着なしの場合でも配置順から容易に個体を選択・表示可能です。
つなぎ酪農用として、個別牛の餌の設定割合等の飼養情報を表示できます。 個体毎にビーコンを装着すると、ビーコンが牛を識別して個体別の餌情報の表示ができます。 牛別の要注意事項等も、つなぎ飼養の特徴から管理内容をスマホに自動表示する機能を持ちます。
システム構成:アプリだけでも牧場管理可能。 必要に応じたオプション拡張性
・Bluetoothタグ(個体識別タグにより牛の前に立つと餌情報などを自動表示)
・行動センサー(牛行動解析・反芻解析)
・カメラシステム(Wi-Fi又はLTEによるライブ・録画カメラ)
・心拍・呼吸数センサー(マイクロ波非接触型 携行・据え置き両用):最終実証試験中
・赤外線カメラモジュール(iPhone/Android用)
・Cowcallアプリ及びクラウド解析システム
(カメラシステム利用の場合、Wi-Fi通信環境が必要です。 LTE通信回線を組み込んだシステム構成も可能です)
Cowcall酪農・繁殖支援システム(フリーストール)
酪農や肉牛繁殖管理用途、特に発情・分娩管理を重視した酪農・繁殖支援システムです。 個体に装着したビーコンにより、牛に近付くだけで個体情報がスマホに表示がされます。 発情兆候の検出は、首輪ベルトに装着した行動センサーによる行動解析から発情兆候を検知してスマホに通知します。 分娩兆候は、行動センサー(分娩直前の不規則行動・回転行動増加の検出)、心拍・呼吸数センサーによる分娩直前1-2日の心拍数変動検出の併用で、より高精度での分娩兆候を検知します(現在 心拍センサーの最終実証試験中です)。 カメラシステムは、鳴き声検出機能もあり、発情兆候である鳴き声の検出にも対応します。
システム構成:必要に応じたオプション拡張性
・Bluetoothタグ(個体識別タグにより牛の前に立つと餌情報などを自動表示)
・行動センサー(牛行動解析・反芻解析)
・カメラシステム(Wi-Fi又はLTEによるライブ・録画カメラ)
・心拍・呼吸数センサー(マイクロ波非接触型 携行・据え置き両用)
・赤外線カメラモジュール(iPhone/Android用)
・Cowcallアプリ及びクラウド解析システム
(Wi-Fi通信環境が必要です。 LTE通信回線を組み込んだシステム構成も可能です)
Cowcall肥育支援システム
肉牛肥育において仔牛育成過程を重視した育成支援システムです。 仔牛の反芻検出により離乳過程での飼料管理を支援する事を可能とします。 成牛については、起立横臥時間、採食・反芻時間を検出する事で、1日の行動状態を確認でき、採食状況や体調チェックを支援します。
システム構成:
・Cowcall肥育支援アプリ及びクラウド解析システム
・行動センサー(起立横臥・採食・反芻解析)
・携帯・据え付け型心拍・呼吸数センサー(現在 最終実証試験中)
・赤外線カメラ(iPhone/Android携帯用赤外線カメラモジュール及び牛用アプリ)
行動センサーを成牛に装着する事で、起立・横臥、採食・反芻の時系列解析も可能です。 一日単位で、起立時間・横臥時間、採食時間、反芻時間を検出する事で、牛の体調チェックを可能とします。
Company Profile
会社名
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株式会社Anicall (Anicall Corporation) |
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設立 2014年3月 | |
資本金 72百万円 | |
代表取締役 塙 章 | |
所在地 | 本社・開発部 神奈川県横浜市中区本牧和田15-19 北海道駐在 北海道芽室町 |
事業理念 | すべての動物にインターネットを |
事業内容 | センサー・ソフトウエア開発 動物行動研究及び解析 動物コミュニケーションツール開発及び販売 農畜産業用ソフトウエア及びセンサー制御システム開発及び販売 |
アクセス
株式会社Anicall 本社・開発部
神奈川県横浜市中区本牧和田15-19
電話 & FAX :045-263-9079
Email : info#anicall.info(#を@に変更して送信ください)